橋梁工事は、道路の舗装や目に見える大きな補修工事だけではありません!
実は、橋の内部や細部のメンテナンスも、安全を保つためには欠かせない重要な作業なんです✨
今回の施工箇所は、橋の骨組みを支える「端対傾構(たんたいけいこう)」と呼ばれる部位。
この部位は、とても腐食しやすい要注意な場所なんです。
特にボルトの頭部は油断するとすぐサビてしまうので、ボルトをサビからガッチリ守る「防食塗装」を施工します👊
ここでのポイントは「ただ塗ればいい」という訳ではないところ👆
防食塗料の効果を100%発揮させるためには、塗る前の前処理が命なんです!!
今回は「ケレン」という作業で、塗装面の頑固なサビや汚れ、古い塗膜を徹底的に削り落として、素地をキレイに整えていきます。
ケレン後は、下塗り材を複数回に分けて丁寧に塗布します。
さらに作業中は温度と湿度を計測して、乾燥時間や塗装間隔を確認しながら進めています。
とても細かくて目立たない作業ですが、地道な作業の積み重ねが、今日も安全な橋を支えていることを実感します💪
そんな熱い想いを胸に、今日もコツコツ作業を進める現場からでした⛑
暑熱リスクをAIが判定してくれる”カオカラ”を導入しました!
作業員の顔をAIカメラで撮影→約3秒で暑熱リスクを4段階で判定してくれます。
これは、化粧品メーカーが化粧品開発で培った顔解析技術を活用し、顔の変化+WBGTから暑熱リスクを推定してくれる仕組みです!
”自分でも気づかない体調不良”や、”体調不良を言い出しにくい”を客観的に可視化してサポートしてくれます✨
作業員全員の体調変化にしっかり気を配りながら、安全に作業を進めることができています😊
そしてこちらは、移動式の快適トイレを設置しました。
国土交通省が定める「快適トイレ」の基本的な標準仕様を満たしていることを示すステッカーも貼ってあります★
洋式トイレ、水洗、施錠機能、衣類掛け、男女別表示などなど、もちろん基準はクリアしています👍
移動式のトイレでもしっかり”快適”に!!
ボルトの先端「ピンテール」がねじ切れることで、締付け完了を目視で確認できる”トルシア型高力ボルト”。
ピンテール部分が破断することで、必要な軸力が確保されたことを確認できるように作られています✨
このボルトを締め付けたときに、規定軸力(ボルトの長さ方向に発生する「引っ張る力💪」)がきちんと発揮されるかを確認する受入試験を行いました!
この試験は、ボルトの品質を確認するためのもので、キャリブレーションテストとも呼ばれます😊
(写真の5本を使って試験をします🔩 ピンク色で数字が書かれている部分が「ピンテール」です👇)
●試験スタートです!
実際の施工と同じように、一次締め→マーキング→本締め(ピンテール破断)の順番で確認していきます。
【一次締め】
一次締め後は、ボルト(本体)、ナット、ワッシャー及び軸力計のプレートにマーキングをします🖊
このマーキングが、本締め後にナットが正常に回ったか、異常な締付けになっていないかを目視で確認するための大切な目印です👀✨
【本締め】
トルシア型専用電動レンチを使い、ボルトとワッシャーが回転していないことを確認しながら、ピンテールが切断されるまで締付けます。
上の写真と見比べると、本締め後はボルトの先端が短くなり、ピンテールが切断された事が見て分かりますね👀✨
本締め後、軸力計のボルト軸力を読み取り、記録していきます。
最後に、正常に締め付けられた5本のボルト軸力の平均値を計算します。
5本のボルト軸力の平均値が、試験時の気温に応じた規定範囲内に入っていれば合格です🙌
この日記のタイトルだけ読むと、「何の話?」となりますよね😊
これは、高所作業車を使った点検や作業中において「挟まれ事故・接触事故」を防ぐために使う、その名も「はさまれん棒」です🪄
構造物に接触すると、音と光で注意喚起をしてくれるので、事故を未然に防ぐ事ができます♫⚡
ちなみに、音の大きさは90db。 犬の鳴き声・地下鉄の車内・防犯ブザーくらいの音なので相当大きいです👂
作業をしている場所が目視で確認できない場合には、こうした安全装置が活躍します!
こちらは、足吊りパネルを解体しているところです👇👇
高所作業車での作業は1つではないので、安全装置の力も借りながら、今日も安全に作業を進めています。
いやー、新潟県では珍しい青空の下での作業はとても気持ちが良いです🌞
現場では毎月1回、「安全教育訓練」を行っています。
その月の作業内容や、季節ごとの注意点に合わせてテーマを決め、現場で働く作業員全員で安全について学んでいます😊
5月のテーマは「玉掛け講習」です!
まずは座学で、クレーン運転士(オペレーター)に対して、正しく合図を出す方法を学びます👓
そのあとは外に出て、実際にクレーンを使った実技へ👆
ワイヤーロープなどの玉掛け用具を荷物にかけたり外したりする作業を体験しました!
やってみると、合図のタイミングやワイヤーロープの掛け方など、覚えることが多くて大奮闘💦
「安全に作業をするのは大切だな」とみんなで改めて身を引き締め直しました。
これからも安全教育訓練を通じて知識と技術を高めてパワーアップしながら、無事故・無災害で工事を進めていきます💪
遮塩モルタルの埋戻しは、一度に厚く塗るのではなく、何層にも分けて少しずつ塗り重ねていきます。
ですが…モルタルが固まってしまうと「決められた厚さで施工されてるか」を外から確認できなくなってしまうんですよ💦
そこで登場するのが、写真に写っている目盛り付きの検測ピンや厚みゲージ📏✨
あらかじめ壁に挿入して「今どのくらいの厚さまで塗れているかな?」と、厚さを確認しながら作業をします。
そして、モルタルを塗る前後の状況を出来形管理写真として撮影します📷
公共工事では”完成後には見えなくなる部分”も、きちんと施工されていることを記録として残しておく必要があります👆
普段、皆さんが目にするのは完成した構造物ですが、その裏ではこんな写真をたくさん撮りながら品質を確認しているんですよ😊
今回のように、一見すると「何をやっているの??」という写真ですが、
完成後には見えなくなる部分の通信簿みたいなものなんです💮
現場で出た廃棄物は、さまざまなルールを守って搬出しなくてはいけません👆
まず、産業廃棄物が法律で定められた”20種類のゴミ”に該当するかをチェック、分別します!
その後は、現場から車両に載せて廃棄物処理場へ運ぶのですが、ここでも別のルールがあります。
過積載は大きな事故につながるため、ゼッタイにしてはいないということです!!🙅
過積載を防ぐため、現場でも使用できるポータブル重量計を使って、車両の総重量をしっかり確認します⚖👀
数字を見ながら、「まだ大丈夫かな?」「積み過ぎていないかな?」と確認しつつ、安全第一で出発します🚛💨
現場では細かな確認がたくさんありますが、安全に作業を進めるために一つ一つしっかり対応していきます👊
健康診断が終われば、いよいよ補修作業スタートです。
まずは、防錆ペーストの圧縮試験!
補修材として鉄筋に塗布されたペーストが、硬化後にしっかり強度が出るかを確認し、問題なければ補修箇所へ塗布していきます👆
このペーストは、コンクリート内の塩分を吸着して、鉄筋の腐食を抑えてくれる優れもの✨
鉄筋まわりの環境を整えてくれます!
防錆ペースト塗布後の塗膜厚測定の様子です👇👇
続いては、遮塩モルタルを塗布していきます。
こちらも事前に圧縮強度試験を行います👀
塩分を通さない性能(遮塩性)を持つモルタルが、構造物に必要な強度を満たしているかを確認します👆
このモルタルは塩分の侵入を防ぐ“バリア”の役割があり、内部の塩分も固定してくれるため、鉄筋の腐食を長期的に抑える効果があります!
こうした補修で、構造物の耐久性UP↑につなげていきます😊
既設鉄筋は、中性化や塩害によって錆び(腐食)が進むと、体積膨張(約2.5倍)によってひび割れや剥離が発生します。
さらに腐食が進むと鉄筋が「減肉」してしまい、本来の強度が発揮できなくなってしまいます。
そのため、目視・打診・非破壊検査などで鉄筋の状態をしっかり確認していきます🔍
また、劣化の程度に応じて「はつり深さ」も同時に確認をします。
鉄筋の軽い劣化や腐食がない場合は鉄筋の表面まで、進行している場合は鉄筋裏までコンクリートを削って(はつって)、状態をチェックします!
そして今回は、コンクリートの塩害による腐食リスクの確認試験も実施しました。
コンクリート内部の塩化物イオン濃度を測定して、劣化の進行度を判断します👆
塩分含有量が一定基準を超えると鉄筋腐食のリスクが高まり、剥離や崩落につながる可能性もあるため、早期の診断がとても重要です!!
本工事の最初に行った橋梁調査で、補修が必要な箇所を確認しました👀
これらの補修を行うためには、作業用の足場が欠かせません👣
今回の現場は橋の下に川が流れており、地上から足場を組み立てることが難しいため、上から吊り下げる形の「吊り足場」で作業スペースを確保します!
従来の吊り足場は不安定で、墜落や部材落下の危険性と常に隣り合わせでした。
安全帯のフックを掛ける場所も限られていて、経験豊富なベテラン作業員が細心の注意を払いながら作業を行っていました。
それらの問題点を解決したのが、「パネル式足場」です✨
現場で組み立てていた複数の部材を、工場で一体化された1枚のパネルユニットとして製作!
広く安定した作業床の上から、チェーンクランプとチェーンを使用して、パネルを連結していくだけです!!
安全帯も簡単に掛けられ、十分な強度もあるため、作業時の身体的・精神的な負担も大きく軽減されました👏
この安全性の高い足場の上で、いよいよ橋梁補修工事がスタートします!!